登山レポート
場所:黒姫山 長野県・信濃町
日程:2022.6.19
開始時間:AM7時37分
総行程時間:8時間7分
天候:晴(頂上霧)
初めて黒姫山に登山しました。久しぶり2000m以上の山に登ったので疲れました。コースは、当日暑い日でしたが木陰が多く登りやすく感じました。晴れでありましたが、頂上に着くと霧に覆われ満足した眺望は得れませんでした。残念!
数名で登山し、経験者と同行させて頂きました。初めてで一人登山すると、コースを間違う可能性があり、十分な準備や経験者の同行がいいと感じました。
黒姫山とは
黒姫山は斑尾山、妙高山、戸隠山、飯縄山とともに北信五岳のひとつに数えられている。妙高火山群に属する複式火山である。
標高的には森林限界に達していないが土壌の栄養成分が乏しく、カルデラ内壁には高山性植物群落が成立している。火口原には溶岩が点在し、チシマザサ、ダケカンバ、コメツガ、ワタスゲ、ソバナなどが分布する。周辺の山域に分布するチシマザサは江戸時代からざるなどの竹細工の材料として麓で利用されていた。外輪山周辺にはハイマツやキバナシャクナゲなどが分布し周辺の山域にはテングノムギメシが分布している
黒姫山 (長野県) – Wikipedia
基本情報
林道歩きで身体を慣らしてから、神秘的なブナ林を通過して、徐々に標高を稼いで行きます。ダケカンバの多くなってきた斜面を上り切ると、しらたま平へ。天候が良好であれば、高妻山、戸隠山、飯縄山や北アルプスの峰々を眺望できます。稜線の分岐から最後の急登をクリアすると、黒姫山山頂2053mに到着します。天候に恵まれれば、眼下には美しく神秘的な野尻湖を見下ろすことができます。
標高 | 黒姫山:2053m |
難易度 | 中級 |
最適登山時期 | 5月中旬~11月初旬 |
見どころ | ブナ林、頂上からの高妻山などの眺望 |
トイレ | なし |
アクセス
上信越自動車道「信濃町IC」より国道18号を長野市方面へ、「一茶記念館入口」信号を県道36号へ右折。約13km。
例)富山市内から国道8号線⇒18号線で3時間ほどかかりました。
①駐車場<トイレ無し> 黒姫山登山口前無料駐車場
駐車場は黒姫山登山口の大橋林道入口前に駐車場があります。5台ほど車が駐車できます。
②駐車場<トイレ有> 高妻山登山者用無料駐車場
黒姫山登山口から15分ほど歩いた所に、高妻山登山者用の駐車場があります。トイレがあるので便利です。
隣にキャンプ場の受付があり自販機などあるので、登山終わったあとの冷たい飲み物が欲しい方など便利だと思います。
・黒姫山登山口前無料駐車場に駐車スペースが無い場合使える。
・トイレがある。
・隣のキャンプ場・受付の自販機で冷たい飲み物が買える。
ルート
高妻山登山者用駐車場 → 大橋林道入り口 → 登山道入り口 → 新道分岐 → しらたま平 → 峰ノ大池分岐 → 黒姫山山頂
大橋林道入り口まで
日曜の朝7時から登山開始予定であったのと、私が土曜夜勤あけだった事から土曜夜中に着くように富山を出発しました。
高妻山登山用無料駐車場にAM1:30頃着くと、5・6台の車が車中泊していました。AM4:00頃になると車中泊から登山準備して登山に行かれる方がいました。高妻山は登山時間が長いので早朝から登山される方が多いそうです。
AM7:00になり出発。同行して頂ける方々と集まり、黒姫山登山口まで歩いて行きます。
大橋林道入口~登山道入口
大橋林道入口に着くと、数台車が駐車されていました。トイレなど気にされない人は、ここに車を駐車されてもいいと思います。
ここから管理された林道を歩きます。『タケノコ採取禁止』の幕をこれから頻繁に見るようになります。
登山入口に到着すると、柳の綿毛が風に乗って漂っていました。これを『柳絮(りゅうじょ)』と言うそうです。
登山道入り口~新道分岐
笹の間に入って行きます。マイヅルソウが花を咲かせていました。
登山道と林道を交互に通ります。また車がありタケノコ採取のパトロールされていました。
新道分岐~しらたま平
ブナ林が出てきます。森林浴で気持ちよい気分になれます。
途中、木々の隙間から見る高妻山
ここから勾配がきつくなります。
採取禁止されている根曲がり竹が、登山道のわきにはえてます。
タカネザクラが咲いてました。
しらたま平に到着。雲がかかり始めました。
しらたま平~峰ノ大池分岐
稜線を歩きます。残念ながら段々霧が出てきます。
ツマトリソウの花が咲いていました。
峰ノ大池分岐~黒姫山山頂
黒姫山山頂に到着。
見事な眺望とはならず。霧であまり見れませんでした。残念!
帰りは、来た道をそのまま下山しました。